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お昼前に家を出て、知多半島道路で終点まで行く。宿の専用駐車場にクルマをおいて、師崎港まで歩いていく。弘法さん参り用の周遊乗船券(1330円)でまずは日間賀島へ。37番大光院をお参りして、再び船で篠島へ。港には宿のクルマが迎えに来ている。多分港から一番遠い宿じゃないかと思う。7階の部屋に案内されたが、フロントは5階なので実質的には3階である。しかし高台に建っているので、眺めは文句なしに良い。視界を遮る物は何もないので、渥美半島の風車や渥美火力の煙突がよく見える。部屋で一休みと思っていたが、まだ早いので島内の3ヶ寺をお参りに行く。途中まで宿のクルマで送ってもらい、帰りは宿まで歩いてきたが、大きな島じゃないので大したことはない。
お風呂は宿の規模に比べるとちょっと狭い。もともとが温泉宿ではなかったのだから仕方がないかも知れない。カランが5人分くらいで、湯船も5人くらいがいいところだろう。露天風呂もあるが、風が強いから外には出なかった。お湯は循環、加温ということだが適温でちょうど良い温度だった。ただ温泉らしい特徴はないお湯だった。成分分析表の源泉名は魚友となっていたから、ここのお湯を分けて貰っているのだろう。
風呂から戻ると既に6時を過ぎていたので、そのまま夕食へ。夕食は宴会場を小さく仕切って、そこで頂くようになっている。クルマエビの踊り、コウナゴの天ぷら、タイの兜煮、エビの塩焼き、焼大アサリ、それに刺身の舟盛りなどなど。新鮮な海の幸ばかりで、浜辺へわざわざ来た甲斐があった。宿泊費の割にも豪勢な料理だと思う。朝食も海の幸ばかりで、海で採れない物は野菜サラダくらいだった。
建物は少々古いが、部屋は改装されて綺麗だし、それなりにバリアフリーにもなっている。調度が少々古いのと、浴室のシャワーの温度調節がイマイチなのがちょっとマイナスかな。それ以外は宿泊費からすれば上等だと思う。というわけで、ここは星4つだな(★★★★☆)。
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