2011年10月22日土曜日

丸善 #6000

2週続けて名古屋へ行ってきた。今日は丸善でパイロットのペンクリニックがある。だからカスタム・カエデとレグノ89sを持っていった。不具合どころか書き味も全く問題ないが、「より良く」してもらうのが狙いだ。

お昼少し前に店についたが、意外なほど閑散としている。土曜日、栄、そして丸善の集客力、もっと黒山の人だかりだと思っていた。先客が二人いたが、少しの待ち時間で順番が回ってきた。もともと不満のなかった万年筆なので、劇的に変わるということはないが、調整(研磨)をしてもらって更に良くなったような気はする。

折角なので、まだ少し早いが冬柄の便箋とクリスマスカードを買って帰る。ふと気がつくと売り場から丸善オリジナル便箋が姿を消している。店員に聞いてみると、今まで作ってもらっていた所が廃業したので、同じものが作れなくなったらしい。だから便箋だけでなく、大学ノートなど全ての紙製品が廃番になってしまったそうだ。

薄手だがインクの吸い込みが良くて重宝していたオリジナル便箋、こんなことならもう少し買っておけば良かったと思う。手に入るときにはたいして気にしていなかったが、手に入らないとなれば余計に欲しくなってしまう。和紙や柄物などいろいろ使っているが、ベーシックな便箋では万年筆との相性が良いと思う。

2011年10月16日日曜日

ライフ 活版ノート

ライフのこの秋の新製品、活版ノートを手に入れた。手に入れたのはB5サイズの横罫で税込472円。シェプフェルノート同様正B5サイズなので、ツバメノートなどと比べると一回り大きい。ライフがこだわる糸綴じ製本だが、背のテープがない。テープがないので、糸がほつれないように両端5cmくらいが糊で固めてある。ここまでやるのかと思うくらい芸が細かい。たぶん東京の下町で、職人のオヤジさんが1冊1冊丁寧に作っているのだろう。またシェプフェルノートのような10枚×2の製本ではなく、20枚の中紙が綴じ込んである。そしてインデックスが省略されている。

中紙はホワイトライティングペーパーで7mm罫30行となっている。上下のマージンが多めにとってあるので、シェプフェルノートより2行少なくなっている。ノーブルノートのライト版がシェプフェル、そのホワイト版が活版ノート、そんな位置づけのように感じられる。

ライフのWebサイトを見ても何ら新製品の特徴をアピールしていないが、活版印刷のちょっとレトロな雰囲気やインクを弾かない罫線が特徴ではないだろうか。シンプルなデザインと毛入りの表紙はレトロな雰囲気を醸し出しているし、表紙をめくれば「LIFE KAPPAN NOTE」の文字が裏側に浮き出している。インクの弾きはノーブルノートでも気になったことはないので、活版ノートも大丈夫だと思う。

新製品を精力的に発表しているライフ社、対抗するミドリもMDノートのライト版が出たようだ。

2011年10月13日木曜日

あれから一年(智頭杉万年筆)

使い始めてほぼ一年が経過した。インクカートリッジを5個消費しただけなので、頻繁に使っているとは言えない。そのためか一年前の写真と比べてもあまり色の変化は見られない。杉の香は、鼻を近づけてもかすかに香りがする程度になった。

購入して半年も経たない頃に胴軸がリングから外れたことがある。保証期間内なので無償で修理をしてもらったが、素材の違い、膨張率の違いなどで今後も外れる可能性はあると思う。ペンクリニックで調整してもらったが、細字のペン先は今ひとつ滑らかとは言い難い。そして一番の難点は、インクの染みがついたら取れないこと。ペン先が汗をかいているときなど要注意だ。幸いにしてキャップの汚れがついたことはないが、知らないうちにインクが飛んで染みになっている。

これ以上はないものねだりになってしまうが、少々高価になってもプロフィット21または21スタンダードベースでもう少し大型ボディがあれば、と思う。

2011年10月6日木曜日

Steve Jobs

偉大な発明家がこの世を去った。

異論もあるかもしれないが、「パソコン」を普及させたのは彼だと思う。
少なくとも「マイコン」では普及しなかっただろう。


新しいデザイン、新しい操作性、新しい商品、
いつも新しい提案があった。


今度は何?、どんな形?、何が出来る?
そんなワクワク感があった。


長い間ご苦労様でした。そしてゆっくり休んでください。




ご冥福を祈る(合掌)

2011年10月4日火曜日

腕時計

机の引出しの中でずっと眠っていた腕時計。ふと思いついて電池を交換してみた。もう何年も使っていなかったので、いつから止まっていたのかも判らない。開けてみると中は綺麗だった。「電池さえ換えればまだ使える」という根拠のない自信を持って電池を買いに行った。

新しい電池を装着してみると、表示はちゃんと出た。裏蓋の内側が汚いのが気になる。30年前の垢がついたままだ。超音波洗浄器と歯ブラシで洗い落として組み直す。時刻はちゃんと進んでいる。ひと通り動作チェック。デジタルもアナログも動作している。圧電ブザーが故障しているのか、アラームは鳴らなかった。時刻をセットしたらカレンダーが2009年までしか対応していなかった。ちょっと悲しかった。

2011年10月1日土曜日

ガラスペン

 
昨夜の竹文deナイトで手に入れてきた。先月は500円で一生分のシャープ芯だったが、9月はガラスペン。いつ頃のものなのかよく判らないが、1本315円ならバーゲンプライスだと思う。6本くらいあった中から書き比べて、書き心地の良いものを選んできた。手作りのためか、意外なほどペン先のでき具合にばらつきがある。

このペン先の細さは国産ならでは。エルバンのガラスペンも持っているが、もう少し細字のものが欲しかったので、ちょうど良かった。しかもこのガラスペン、首軸をひっくり返して格納できる。

格納状態では普通のペン軸としても使えるスグレモノ。なにかしら変わったモノ、珍しいモノが出てくるのが竹内文具店なのである。

10月

早いもので10月になった。
すでに1年の3/4が過ぎてしまった。

ついこの前、お正月だったのに、もう次のお正月が来てしまう。
毎年思うことだが、一年が早いのは充実していたからなのか、
それとも無駄に過ごしたせいなのか。


9月、台風が過ぎる毎に涼しくなったが、10月になって更に涼しくなった。
今年は冬が来るのが早いような気がする。