本館 |
山の中に木造3階建てが並ぶ。本館は江戸時代の建物、長屋は明治時代、湯殿と新館は大正時代。別館だけが近代的なコンクリート造りで、別館以外はすべて登録有形文化財に指定されている。
湯殿 |
温泉は、ナトリウム炭酸水素塩泉の源泉掛け流しで、大正浪漫の感じられる元湯と、できたばかりの外湯、展望風呂の3ヶ所。ただし元湯は水の出る蛇口が2つだけ、外湯も蛇口は3つあるが、シャワーはひとつだけ、展望風呂に至っては湯船しかない。近代的な設備に馴れた身には不便極まりないが、湯治場らしいと言えなくもない。
食事は、本館食堂または別館広間で戴くことになっている。時間は夕方5時半、朝は7時。放送とともに宿泊客全員が食堂に集合する。料理の品数は豊富、ただし素朴な田舎料理である。
滞在中、気温が30度を超えるようなことはなかった。朝晩も20度を下回ることが多く、別天地であった。
往路は、国道153号線、飯田から中央道、長野道を経由して約300km、復路は糸魚川、富山を経由して国道41号線で約400km、滞在中に親不知と白馬まで足を伸ばしたので全部で約900kmの行程となった。復路、黒部で給油、帰宅後さらに給油をして合計47.5Lの燃料を消費した。
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