津金楼 |
鉄筋コンクリート造りの本館と、その裏手に木造の旧館が建っている。建物は所々傷みが見られ、バリアフリー化もされていないが、その分安いと思えば納得できなくもない。1万円の宿泊費で15000円クラスの食事が出る。
源泉掛け流しという温泉は黄褐色のにごり湯で、ナトリウム塩化物泉。口に含んでみると少ししょっぱい。冷泉なのでスチームで加温している上がり湯と、源泉そのままのふたつの湯船がある。湯船には温泉成分が付着して、効果がありそうな気がする。 昼中の掃除の時間と夜9時から翌朝7時まではお風呂に入れないが、滞在して療養に向いている。実際、常連の療養客が多い。だから、滞在中は朝夕の食事以外は何もない。布団の上げ下げもないので、昼寝をしながらゆっくりと療養できる。
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