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白根館 |
仕事が一息ついたので、ちょっと涼しい(かも知れない)ところへ行ってきた。長らく山梨へは足を伸ばしていなかったが、第二東名も開通して便利になった。
新清水ICで降りて、国道52号線を北上、身延を過ぎたところで左折して早川町へ。早川沿いを北上して、一番奥の集落が奈良田温泉だ。13時からチェックインできるので、部屋に上がり早速温泉へ。硫黄の匂いがするお湯はぬるっとして温泉に来た、と感じられる。飲泉もできるので、少し飲んでみたが、飲みにくいお湯ではなかった。
夕食は広間で戴くようになっている。鹿肉の冷しゃぶ、刺身こんにゃく、揚げ蕎麦がき、川魚の燻製、自家製椎茸のフライなどなど、品数はそんなに多くないが、地元で採れた食材が並ぶ。豪華なお膳ではないけれど、すべて手作りの料理ばかりだった。
夕食時間中に男女の入れ替えがあった温泉に行く。今度は露天風呂も脱衣場からそのまま行ける。ちょっとぬるめだが、ゆっくり入るにはちょうど良いかもしれない。
朝食は温泉で炊いたお粥。おかわりは普通のご飯になる。チェックアウト前にも一風呂浴びる。朝食は8時、チェックアウトは10時なので、ゆっくり一風呂できる。
一泊二食込込で11700円、値段から言えば妥当なところだと思う。早く着いてもチェックインできるのは◎。夜になれば通るクルマもなく、静寂が訪れる。身延駅から町営バスが出るのでクルマがなくても簡単に行ける。秘湯ではあるけれど、秘境ではない。