2011年4月5日火曜日

湯の峰温泉 あづまや

湯泉地温泉の翌日は、湯の峰温泉へ。直行するには近すぎるので、熊野那智大社まで足を伸ばしてから宿へはいる。山間の静かな温泉街はのんびりするにはもってこいだ。

共同浴場の真ん前に「あづまや」はある。前は道路、後ろは山なので、湯泉地温泉同様細長い建物だ。玄関から部屋まで延々と長い廊下を行かなくてはならない。また浴室は玄関を挟んだ反対側なので、さらに延々と進まなくてはならない。新館に通されたが、本館より新しい、というだけでかなり年季の入った建物だ。そのため部屋が少々狭い。

浴室は大きな湯船の他に、二人も入ればいっぱいになるようなぬるめの湯、蒸し風呂などがある。露天風呂もあるのだが、これは入り損ねた。泉質は硫化水素泉とのこと、硫黄の匂いが少し感じられる。洗い場は広いが、カランが少ないのでゆったりしている。男女の入れ替えは夜中の零時なので、朝風呂に入るか、夜中まで起きているか。

食事は部屋食なので、部屋で待っていれば良い。予定の時間になったが、希望が集中したとかで暫く待たされた。しゃぶしゃぶをメインに品数は豊富だが、昨夜と比べると雑な料理と言うと語弊があるが、繊細さに欠ける。板場が手一杯なのか、次の料理が暫く来ないこともある。全館貸切状態だった昨夜と比べてはいけないが、手際の悪さというか、板場の事情というか、余計なことで気持ちが殺がれてしまう。

建物は古いがよく手入れされているし、仲居の対応も悪くない。だけどまた泊まりたいか、と聞かれたらちょっと考えてしまう。そんな訳で今回は星2つ。(★★☆☆☆)

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