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手に取ってみて驚いたのは、とにかく重いこと。樹脂製のシャープペンから金属軸のシャープペンに持ち替えたくらい感覚の違いがある。太芯鉛筆2本分くらいの重さがある。そして手触りも違う。今はやりのエラストマー樹脂なのだろうか、しっとりとした吸い付くような感触を塗装で作り出している。そのパール調の塗装がちょっとステッドラーらしくない。軸も木材と廃材を使っているらしいが、一見したところではプラスティックのように見える。また今までの鉛筆では当たり前だった貼り合わせ面がないので、余計にプラスティックの成型軸のように見えてしまう。
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1本105円の鉛筆だが、本当に2倍長持ちするなら高くないどころか、安いくらいである。先付け鉛筆なので、新品の鉛筆をおろすときの、あの楽しみがないのが残念である。
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