2010年5月21日金曜日

公爵(DUKE) 万年筆

海外文具の第5回目は本格万年筆。公爵(DUKE)のD2-1というモデル。大きさはペリカンM800やパーカーDUOFOLDなどとほぼ同じ大きさで、重さもほぼ同じ。ただしDUKEは金属製である。軸は光沢のあるブラックラッカー仕上げにクロームのトリムが施されている。全体的にオーソドックスで落ち着いた仕上がりになっている。

深セン市内の書城中心城という地下鉄4号線少年宮駅近くの大型書店(ホントにでかい本屋さん)の中にある弘文という文房具屋で購入した。高級筆記具を扱っており舶来の万宝龍や派克、百楽なども置いている。これらの舶来ブランドとともに、国産ブランドも数多く展示していたので気になったものを数点見せて貰った。最初にピカソというブランドのペンを見せて貰ったのだが、何となくバランスが違う。重心の位置が違うのだろうか、筆記姿勢に違和感がある。2本見せて貰ったが、2本とも同じような違和感がある。続いて見せて貰ったのがこのDUKEである。これはバランスも良く、試し書きもさせて貰ったが書き味も悪くない。ペンも気に入ったが、ちゃんと試し書きが出来る所が気に入った。ペン先はスチールだが、ドイツ製が付いている。それでお値段はなんと97元。日本円に換算したら1350円くらいとペリカノjrより安い。立派な化粧箱とコンバータがついて、万宝龍より2桁安い。カートリッジはヨーロッパ規格が使えるので、インクも色々なものが使える。実用として考えれば、全く不満のない万年筆である。

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