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後々、同じ条件で実験ができるように、使う用紙はロディアのNo.11メモパッドにする。この紙ならインクを吸いすぎることも、はじくようなこともないだろう。この紙に文字を書いて、一昼夜自然乾燥させて水で洗ってみよう。ペンは、手っ取り早いのでつけペンを用いた。比較のために、カートリッジインクでも同じように書いて実験してみよう。セーラーの青墨は持っていないので、代わりにパーカーのブルーブラックで書いてみた。パーカーのブルーブラックはダークブルーの色調だ。書き上がったものを比べてみると、セーラー以外のボトルインクはどれもよく似た色をしている。モンブランが若干より黒っぽいが、ラミーとペリカンは文字が細いせいもあって見分けが付かないくらいだ。一方、カートリッジインクはボトルインクとは色調が異なり、各社とも別物と思われる。果たして結果は如何に。
(その3に続く)
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