アメリカの某大手通販サイトに注文していたものが届いた。クロスのラインアップでは高級ラインとなるTownsendのベーシックモデルである。ベーシックモデルとは言え、国内正規価格は2万円近くするし、本国でも175ドルのプライスタグが付いている。それがどういう訳か半額以下の74.99ドルで出ていたので、思わずぽちっとしてしまった。
クローム仕上げ太軸のボディはずっしりと重い。キャップがかなり重いので、キャップを付けると重心が後ろになる。キャップ辺りを持つひとにはちょうど良いバランスと言えるが、前を持つひとには後ろが重すぎる。高級ラインらしく、ベテラン向きのバランスといえる。クローム仕上げのボディは高級モデルに相応しい美しい仕上げで、控えめながらゴールドのトリムも美しい。ボールペンなどでお馴染みの「コニカルトップ」が一目でクロスとわかる。ただあまりに綺麗すぎて、手のあとがつくのが玉にキズ。
ペン先はペリカンM400のような、ボディの割に小さなペン先が付いている。鉄ペンだが23金メッキが施されて、見た目のチープさは全くない。ペン先の装飾がちょっと煩雑な気がする。このクラスの万年筆ならコンバータは標準で付いていることが多いが、クロスは添付されないらしい。4ドルでコンバータも注文しておいて正解だった。なお、パッケージをよく見ると、この万年筆は中国製らしい。
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