2011年2月20日日曜日

WATERMAN Phileas 万年筆


久しぶりに出してみたら、首軸が割れていた。保証期間はとっくに過ぎているので、自分で補修することにした。補修といっても瞬間接着剤で貼るだけなんだが。

接着できそうな素材なので、首軸を洗浄してからアロンアルファのお世話になる。接着して半日ほど放置したが、しっかりと接着できたようだ。力を入れて書く訳ではないので、大丈夫そうである。早速新しいインクを入れて試し書きを、と思ったが落とし穴があった。

純正ではないカートリッジを装着したら、尻軸が入らないのである。今までウォーターマンの純正インクとコンバータしか使っていなかったので気づかなかった。カートリッジがなんとなく細身だと感じていたが、ここに仕掛けがあったのだ。尻軸にバランス用の錘が入っているのだが、この内径がなかなかシビアに作ってあり、普通のヨーロッパ規格では装着できないようになっている。テーパーの大きいモンブランに限らず、ペリカンやエルバンのカートリッジも通らない。唯一ペリカンのジャイアントカートリッジは通ったが、純正以外で装着できるものは皆無に等しいのではないか。

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