海外文具の第5回目は本格万年筆。公爵(DUKE)のD2-1というモデル。大きさはペリカンM800やパーカーDUOFOLDなどとほぼ同じ大きさで、重さもほぼ同じ。ただしDUKEは金属製である。軸は光沢のあるブラックラッカー仕上げにクロームのトリムが施されている。全体的にオーソドックスで落ち着いた仕上がりになっている。
深セン市内の書城中心城という地下鉄4号線少年宮駅近くの大型書店(ホントにでかい本屋さん)の中にある弘文という文房具屋で購入した。高級筆記具を扱っており舶来の万宝龍や派克、百楽なども置いている。これらの舶来ブランドとともに、国産ブランドも数多く展示していたので気になったものを数点見せて貰った。最初にピカソというブランドのペンを見せて貰ったのだが、何となくバランスが違う。重心の位置が違うのだろうか、筆記姿勢に違和感がある。2本見せて貰ったが、2本とも同じような違和感がある。続いて見せて貰ったのがこのDUKEである。これはバランスも良く、試し書きもさせて貰ったが書き味も悪くない。ペンも気に入ったが、ちゃんと試し書きが出来る所が気に入った。ペン先はスチールだが、ドイツ製が付いている。それでお値段はなんと97元。日本円に換算したら1350円くらいとペリカノjrより安い。立派な化粧箱とコンバータがついて、万宝龍より2桁安い。カートリッジはヨーロッパ規格が使えるので、インクも色々なものが使える。実用として考えれば、全く不満のない万年筆である。
2010/05/21
2010/05/20
STAEDTLER Standard pencil
その4はSTAEDTLERの鉛筆。これは銅鑼湾の「商務印書館」という書店で手に入れた。銅鑼湾をぶらついていて、本屋があったので立ち寄ったら偶然発見したものである。化粧箱には漢字で「一般用 木紋鉛筆」と書いてある。中身は丸軸で無塗装の木目を活かした鉛筆だ。文字通り木紋鉛筆である。トンボの木物語や三菱のエコライターよりも軸の装飾が少なくてスッキリとしていて好感が持てる。普及タイプの鉛筆だが後部は防湿塗装が施されている。湿度の高い香港では必須なのかも知れないが。
お値段は驚きの13香港ドル(約170円)、しかも1ダースのお値段だ。ルモグラフ1本分の値段に過ぎない。不思議な化粧箱で日本のJANコード(4955414190013)が付いているし、「紙」のリサイクルマークも付いている。しかし日本語の記載は全くなくて、STAEDTLER HK Ltd. と書いてある。日本でも発売する予定があるのか?とも思ってしまうが、高級文具として売っているSTAEDTLERだから、そんなことはあり得ないだろう。まだ使っていないので芯の出来具合は判らないが、製品自体はタイ国製と書いてある。
お値段は驚きの13香港ドル(約170円)、しかも1ダースのお値段だ。ルモグラフ1本分の値段に過ぎない。不思議な化粧箱で日本のJANコード(4955414190013)が付いているし、「紙」のリサイクルマークも付いている。しかし日本語の記載は全くなくて、STAEDTLER HK Ltd. と書いてある。日本でも発売する予定があるのか?とも思ってしまうが、高級文具として売っているSTAEDTLERだから、そんなことはあり得ないだろう。まだ使っていないので芯の出来具合は判らないが、製品自体はタイ国製と書いてある。
LAMY T52 Turquoise
その3はLAMYのボトルインク。その2のSafariとは前後するが、太子大厦のBOOKAZINEで手に入れた。国内では黒、青、ブルーブラックの3色しか展開されていないが、実際にはカートリッジインクと同じカラーバリエーションがある。BOOKAZINEへ見に行ったら、店頭に出ていたのが黒、青、ブルーブラック、赤、ターコイズ。赤は買ってもきっと使うことがないであろうし、ターコイズもあまり使わないが、使えない色ではない。店員に聞いてみれば他の色の在庫もあったかも知れないが、ターコイズを買って帰ることにした。値段は1個65香港ドル、日本と比べてそんなに安い訳ではない。
機内持ち込みが出来ない(面倒くさい)ので、荷物の中に入れて帰ってきたが、化粧箱が少々変形しただけで無事に持って帰ることが出来た。厚手のガラス瓶だから割れるようなことはないと確信を持っていたが、実際に無事であった。万一瓶が割れて、ターコイズ色の得体の知れない液体が荷物から漏れてきたら、、、、大騒ぎになったかも知れない。
機内持ち込みが出来ない(面倒くさい)ので、荷物の中に入れて帰ってきたが、化粧箱が少々変形しただけで無事に持って帰ることが出来た。厚手のガラス瓶だから割れるようなことはないと確信を持っていたが、実際に無事であった。万一瓶が割れて、ターコイズ色の得体の知れない液体が荷物から漏れてきたら、、、、大騒ぎになったかも知れない。
2010/05/19
LAMY Safari
その2はLAMYのSafari万年筆。ソウルでは日本より高価だったので、香港で入手してきた。事前に香港LAMYのサイト(http://www.lamy.com.hk/)で販売店を調べておいた。BOOKAZINEとPrintsという店が太子大厦にあるようなので翌日直行した。2階にあるBOOKAZINEは店名通り大型書店、3階のPrintsは紙製品主体の店だった。BOOKAZINEでは白軸のローラーボールはあるが万年筆はなかった。既に廃版になっていてローラーボールしか残っていないらしい。ないものは仕方がないので諦めて、同じビルの3階にあるPrintsへ。ここは各色がディスプレイされている。万年筆も各色あるというので、白軸のEFとライムグリーンのBを入手。いずれも日本では限定色で、しかもEFやBニブは出ていない。1本220香港ドル(約2800円)であった。
早速インクを入れて書いてみたが、EFニブなのに手持ちのFより太い文字が書ける。仕向地別の仕様なのか、単なるニブの誤差範囲なのかは判らない。ニブポイントをよく見ると、確かにFよりもEFの方が小さいのだが、実際に書いてみるとEFの方が太字になる。不思議な万年筆である。
一方のBニブは当然のことながらMニブよりも遙かに太い文字が書ける。ここまで太字になるとノートや細罫の便箋では文字が潰れてしまう。太罫の便箋や原稿用紙に書いてみたくなる太さだ。まだペン先が馴染んでいないのでヌラヌラという書き味ではないが、使い込んでやれば気持ちのいい万年筆になりそうである。ソウルで買ったペン先と比べて見ると、どちらも大きな玉が付いているのだが、その玉の形状が違う。香港のものはまん丸の玉だが、ソウルのものは背が平になっている。これまた仕向地別の仕様なのか、単に混在しているだけなのか。Safariの謎が増えてしまった。白とライムグリーンを手に入れたのでSafariとAl-Starは全部で18本になってしまった。
早速インクを入れて書いてみたが、EFニブなのに手持ちのFより太い文字が書ける。仕向地別の仕様なのか、単なるニブの誤差範囲なのかは判らない。ニブポイントをよく見ると、確かにFよりもEFの方が小さいのだが、実際に書いてみるとEFの方が太字になる。不思議な万年筆である。
一方のBニブは当然のことながらMニブよりも遙かに太い文字が書ける。ここまで太字になるとノートや細罫の便箋では文字が潰れてしまう。太罫の便箋や原稿用紙に書いてみたくなる太さだ。まだペン先が馴染んでいないのでヌラヌラという書き味ではないが、使い込んでやれば気持ちのいい万年筆になりそうである。ソウルで買ったペン先と比べて見ると、どちらも大きな玉が付いているのだが、その玉の形状が違う。香港のものはまん丸の玉だが、ソウルのものは背が平になっている。これまた仕向地別の仕様なのか、単に混在しているだけなのか。Safariの謎が増えてしまった。白とライムグリーンを手に入れたのでSafariとAl-Starは全部で18本になってしまった。
2010/05/18
STAEDTLER Textsurfer dry
文具好きとしては、海外へ行くと日本未発売の商品が気になってしまう。今年も何品か入手してきた。
まずはソウルで手に入れたSTAEDTLERのTextsurfer dry、日本でも姉妹品のゲルが発売されているが、これは蛍光色鉛筆である。トリプラス ジャンボ鉛筆と同じ三角の太軸は手に馴染んで使いやすい。太軸鉛筆を使ったら、普通の鉛筆は細くて持ちにくいとさえ感じてしまう。
龍山駅構内の大橋文庫(店名はハングル表記なので漢字は間違っているかも知れない)で1本1600ウォンで購入した。永豊文庫でも同じ値段だったから、1600ウォンは定価なのだろう。日本円で約130円くらい、ルモグラフやノリス鉛筆と比べると競合する製品がないのか、強気の価格設定に感じられる。カラーバリエーションは緑、橙、ピンク、そして黄色。使い心地というか書き味は色鉛筆と全く同じ。色だけが蛍光色になったと思えばいい。消しゴムでは綺麗に消せないのも色鉛筆と変わらない。インクが滲まない、感熱紙にも書けるなどのメリットはあるが、それ以上の利点は思いつかない。日本製と比べてそんなに優れているとは思わないステッドラーの鉛筆だが、ノリス鉛筆なら1本50円、ルモグラフでも80円くらいで購入できる。
永豊文庫では万年筆を売っていたので、LAMY Safariのお値段を聞いてみた。そうしたらなんと49000ウォンとのこと。日本円で約4100円、ウォン安ではあるが日本と大差のない(若干高い)お値段だ。その代わり、ペン先だけでも販売しており、Bニブを2個買ってきた。LH(左利き用)もあるらしいが、輸入元からの取り寄せだと販売員は言っていた。
まずはソウルで手に入れたSTAEDTLERのTextsurfer dry、日本でも姉妹品のゲルが発売されているが、これは蛍光色鉛筆である。トリプラス ジャンボ鉛筆と同じ三角の太軸は手に馴染んで使いやすい。太軸鉛筆を使ったら、普通の鉛筆は細くて持ちにくいとさえ感じてしまう。
龍山駅構内の大橋文庫(店名はハングル表記なので漢字は間違っているかも知れない)で1本1600ウォンで購入した。永豊文庫でも同じ値段だったから、1600ウォンは定価なのだろう。日本円で約130円くらい、ルモグラフやノリス鉛筆と比べると競合する製品がないのか、強気の価格設定に感じられる。カラーバリエーションは緑、橙、ピンク、そして黄色。使い心地というか書き味は色鉛筆と全く同じ。色だけが蛍光色になったと思えばいい。消しゴムでは綺麗に消せないのも色鉛筆と変わらない。インクが滲まない、感熱紙にも書けるなどのメリットはあるが、それ以上の利点は思いつかない。日本製と比べてそんなに優れているとは思わないステッドラーの鉛筆だが、ノリス鉛筆なら1本50円、ルモグラフでも80円くらいで購入できる。
永豊文庫では万年筆を売っていたので、LAMY Safariのお値段を聞いてみた。そうしたらなんと49000ウォンとのこと。日本円で約4100円、ウォン安ではあるが日本と大差のない(若干高い)お値段だ。その代わり、ペン先だけでも販売しており、Bニブを2個買ってきた。LH(左利き用)もあるらしいが、輸入元からの取り寄せだと販売員は言っていた。
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