ここ一週間暖かかったお陰で、梅の花が咲いた。これでウグイスでもとまれば言うことはないのだけれど、なかなかウグイスはやってこない。メジロなら頻繁にやってくるから、梅ウグイスならぬ梅メジロなら見られるかも知れない。早いもので、もう明日から3月になる。ついこの間お正月だったのがウソのようだ。
先月購入したA5サイズに続いて、A6サイズのMDノートカバーを購入した。行きつけの文房具屋に取り寄せをお願いしていたものを昨日受け取ってきた。今日一日日光に当てて、下準備を済ませたところだ。
仕事が少しヒマになったので、気分転換に行ってきた。板取は昔々、仕事で何回か行ったことはある。今回は「秘湯を守る会」会員の「湯元 すぎ嶋」を予約して出かけた。急ぐ必要はないので高速道路は使わず、岐阜市~山県市~板取のルートで向かう。洞戸あたりからだんだん雪が多くなり、板取はかなりの積雪がある。(道路は完全に除雪されている)
行きつけの店で見つけたので、半分衝動買いをしてしまった。カトウセイサクショの中では一番安価なシリーズだが、この小ささが手帳にぴったりだ。白いボディにかすかな縞模様が見える。象牙のようにも見えて、なかなかいい感じだ。インクがヨーロッパ規格なのも嬉しい配慮だ。ミニサイズなのでコンバータは使えない。だからカートリッジ専用になってしまうが、エルバン始めインクには事欠かないので問題はない。ペン先は独Schmidt社製の鉄ペン(金メッキ)がついている。何より職人が一本一本セルロイドを挽いて作り上げた万年筆がこんな値段で買えるのが嬉しい。後継者はいるらしいのでなくなってしまうようなことはないらしいが、偉大な職人が遺してくれた貴重な一本である。
仕事で名古屋へ出る機会があったので、早めに家を出て丸善に寄ってきた。万年筆売り場を覗いてみたら、復刻版アテナインキがあったので早速購入。ついでにモンブランのレーシング・グリーンも聞いてみたが、ボトルもカートリッジも完売したとのこと。廃番になったのも最近のことではなく、「とっくに」廃番になっていたらしい。さらにボトルの形状がリニューアルして、グリーン系の新色が発表になるらしい。色見本が来ていないので、どんな色味なのかは不明とのこと。どんな新色が発表されるのか、どんなデザインのボトルになるのか、これからが楽しみになってきた。