2010年5月19日水曜日

LAMY Safari

その2はLAMYのSafari万年筆。ソウルでは日本より高価だったので、香港で入手してきた。事前に香港LAMYのサイト(http://www.lamy.com.hk/)で販売店を調べておいた。BOOKAZINEとPrintsという店が太子大厦にあるようなので翌日直行した。2階にあるBOOKAZINEは店名通り大型書店、3階のPrintsは紙製品主体の店だった。BOOKAZINEでは白軸のローラーボールはあるが万年筆はなかった。既に廃版になっていてローラーボールしか残っていないらしい。ないものは仕方がないので諦めて、同じビルの3階にあるPrintsへ。ここは各色がディスプレイされている。万年筆も各色あるというので、白軸のEFとライムグリーンのBを入手。いずれも日本では限定色で、しかもEFやBニブは出ていない。1本220香港ドル(約2800円)であった。

早速インクを入れて書いてみたが、EFニブなのに手持ちのFより太い文字が書ける。仕向地別の仕様なのか、単なるニブの誤差範囲なのかは判らない。ニブポイントをよく見ると、確かにFよりもEFの方が小さいのだが、実際に書いてみるとEFの方が太字になる。不思議な万年筆である。
一方のBニブは当然のことながらMニブよりも遙かに太い文字が書ける。ここまで太字になるとノートや細罫の便箋では文字が潰れてしまう。太罫の便箋や原稿用紙に書いてみたくなる太さだ。まだペン先が馴染んでいないのでヌラヌラという書き味ではないが、使い込んでやれば気持ちのいい万年筆になりそうである。ソウルで買ったペン先と比べて見ると、どちらも大きな玉が付いているのだが、その玉の形状が違う。香港のものはまん丸の玉だが、ソウルのものは背が平になっている。これまた仕向地別の仕様なのか、単に混在しているだけなのか。Safariの謎が増えてしまった。白とライムグリーンを手に入れたのでSafariとAl-Starは全部で18本になってしまった。

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