東急ハンズなどで先行発売されていたキャンディ万年筆(正しくはクリアーキャンディ)が一般の店にも並ぶようになった。と言う訳で早速行きつけの店で「透明ブラック」と「トレードマーク」 を手に入れてきた。
1976年発売のキャンディ万年筆、まさしくその年代なのだが、当時は男子生徒だった(今でも男だが)ので殆ど記憶にない。こうして実物を見れば、クラスの女の子達がキャップに星のついたペンを持っていたような気もする。
「透明ブラック」はキャップと胴軸が透明のモデル。いわゆるスケルトンモデルではないが、アクリル樹脂(と思われる)は透明度が高くなかなか綺麗だ。
一方の「トレードマーク」は、キャップに百周年でお馴染みとなった「錨とセーラー」のマークがプリントされている。 青いキャップに白い軸とワンポイントの錨マークがスッキリしている。
透明ブラックにもキャップの側面に「錨とセーラー」のマークがプリントされている。この「錨とセーラー」のマークが創立百周年記念モデルの共通したアイコンのようだ。
ハイエース・ネオ万年筆のF-4ペン先とは異なるF-2というペン先が付いている。幅が広く、全体が湾曲したもので、ペン芯も全くの別物だ。インクは黒のカートリッジが1個付いているが、コンバータで吸わせてみた。ハイエース・ネオと比べると、キャンディの方が若干書き味が良いように感じられる。違うと言ってもほんの少し、好みのレベルかも知れない。