2017年8月27日日曜日

大雪高原山荘

大雪高原山荘
芽登温泉の次に訪れたのは、「大雪高原山荘」。芽登温泉のある足寄町から上士幌町を通り、峠越えをした先の上川町にある。隣の隣の町へ行くだけでも100kmくらいあり、北海道の広さが実感できる。途中、糠平、三股など古くからの鉄道ファンなら聞き覚えのある地名が並ぶ。北海道開拓に鉄道が欠かせなかったであろうが、今となっては早くに廃線になったのも良く判る。

大雪高原山荘は国道273号線から未舗装の林道を10km行った先にある。ガタガタ道という程ではないが、芽登温泉へ行く道より悪い。1年のうち4ヶ月しか営業しないから仕方がないかもしれない。野生動物が出没する林道を上り詰めた先に山荘はあった。

建物は、山荘の名の通り山小屋スタイルの2階建て。全ての部屋がバス・トイレなし、テレビもなし、冷房もなし。まだ8月だというのに、ロビーでは薪ストーブ。温泉は単純酸性泉だが、白濁したお湯は微かに硫黄の匂いがする。
食事は朝夕ともに食堂でいただく。朝が早いのは山小屋だから。館内は手入れが行き届き、補修もされている。スタッフの対応が良く、居心地はとても良い。

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