2016年3月31日木曜日

淡水(台湾5日目)

まだ3時まで時間はあるし、フリーきっぷの3日券を持っているので、淡水まで行ってこようと思う。

新北投駅
今朝、全線完乗を果たした新北投駅から地下鉄(この辺りは地上区間なので外が見える。)に乗り、北投駅へ。

北投駅
フリーきっぷだから、改札の外へ出ても平気。淡水線に乗り換えて、地下鉄最北端の淡水駅へ。

淡水駅
漁人碼頭へ行こうかと思ったが、突然の雨に降られて行く気が萎えた。バスで行くつもりだったから雨でも平気だが、雨降りではつまらない。雨が止んだので、淡水老街へ。8年ぶりの淡水、駅前と老街は変わっていないが、駅のすぐ隣の公園が整備されたし、川沿いの通りも整備されていた。

環河道路
天気が芳しくないので人通りは少ないが、日曜日ともなれば賑わうのだろう。何かあればすぐ出動できるよう、ボートも備えた消防の分署もある。

消防分署

北投温泉(台湾5日目)

せっかく台湾へ来て、温泉に入らない、というのも勿体ないので今夜の宿は北投温泉が予約してある。10時のチェックアウトの後、どんなにゆっくり移動してもチェックインの15時を過ぎることはないので、とりあえず宿に顔を出して荷物を預けて近所を散策する。

北投温泉博物館
まずは宿からも至近の「北投温泉博物館」へ。日本時代に公共浴場だった建物が保存されている。2階は畳敷きの大広間、1階へ降りると大浴場や

北投温泉博物館
 家族風呂、

北投温泉博物館
廊下には美しいステンドグラス

北投温泉博物館

北投温泉博物館

北投温泉博物館
など。
さらに坂を登って行くと、親水公園露天温泉浴池がある。公営の露天風呂らしいが、水着着用となっている。川を挟んで温泉博物館の向こうには加賀屋がそびえ立ち

加賀屋
 何軒か隣には、ひっそりと「滝乃湯」が建っている。

滝乃湯
大正時代に、時の皇太子殿下がご入浴遊ばしたという大変由緒のある公衆浴場だ。水着着用という温泉が多い中、ここは裸になって温泉に浸かることができる。中は至ってシンプルな造りで、脱衣場はなく、湯船がふたつと僅かばかりの洗い場があるのみ。東北や野沢温泉の外湯のような造りだ。本気で入ろうと思ったら、極力薄着になって、石鹸とタオル持参で行かなくてはならない。お湯がまたとてつもなく熱い。ぬるめの方でやっと入れる熱さだ。

奥へ行かずに引き返すと、加賀屋の斜め前は図書館。

北投圖書館
図書館前の公園では、まだ3月だというのにツツジが咲き乱れている。

北投圖書館

2016年3月30日水曜日

郵政博物館と動物園(台湾4日目)

今日は友人が案内してくれることになっている。まずは待合せ場所の中正紀念堂駅へ。昨日も行ったので、待合せの場所も判っている。ここから少し歩けばもう郵政博物館に到着。10階建の大きな建物だ。入館料5元を払って6階へ。今はちょうど「甜蜜的寄託~郵筒 郵箱特展」という企画展が行われている。日本の円筒形ポストも展示されている。併せて個人所蔵の初日カバーなども展示されている。
5階は世界の切手が展示されている。モンゴルや中華人民共和国の切手が展示されていない、また日本の切手は1949年以降しか展示されていないなど、政治的な部分がよく判る。膨大な切手のコレクションは、全部に目を通していたら一日では足りないかもしれない。

1階は郵便局と記念切手専門の売場がある。注文用紙に欲しい切手の数量を書いて渡せば、すぐに出てくる。

昼食を済ませて、バスと地下鉄を乗り継いで動物園へ。入園料60元を払って園内へ。入ってすぐは「臺灣動物區」で台湾の固有種が集められている。次は「無尾熊館」へ。

無尾熊
コアラのことだ。しっぽがないから、その通りかもしれない。その隣は「大猫熊館」。

大猫熊

大猫熊
大陸では「大熊猫」と書くが、台湾では「大猫熊」と書くらしい。北京動物園では大熊猫館は別料金だったが、ここでは別料金は要らない。とっても良心的だ。一番奥へ進むと「企鵝館」

冷房完備だが、それでも夏場は大変そうだ。コアラ、パンダ、ペンギン、これが台北動物園の人気ベスト3らしい。

お昼ごはんのあと、すぐに動物園に向かったが、あちこち見て回るうちに夕方になってしまった。たぶん見落としたところもあるだろう。

2016年3月29日火曜日

中正紀念堂と國父紀念館(台湾3日目)

今日は近場をのんびり見て回ろうと思っている。まずは中正紀念堂へ。

中正紀念堂

中正紀念堂

中正紀念堂
1階が展示室になっていて、常設展のほか、企画展も開催されている。有料の企画展は「大鐵道展」と「百變花媽」だったので、これは省略、無料の展示だけ見てきた。8年前には中止されていた衛兵の交代儀式が復活している。

地下鉄で遠回りして國父紀念館へ。昼時なので、近所で昼食を済ませてから改めて紀念館へ。中正紀念堂は縦に大きな建物だが、國父紀念館は横に大きな建物だ。

國父紀念館
中に入れば、大きな孫文の銅像が待っている。

國父紀念館
中正紀念堂の混雑に比べると、拍子抜けするほど空いている。このあと、地下鉄の駅名にもなっている善導寺に寄ってみたが、清明節の法要の最中だった。

2016年3月28日月曜日

林家花園と碧潭(台湾2日目)

今日は地下鉄の板南線(頂埔駅)と新店線(新店駅)、小碧潭支線(小碧潭)へ出かける。どちらも滞在している西門からは乗換えなしで行ける。

頂埔駅
まずは板南線の頂埔駅へ。昨年延伸開業したばかりの駅なので、設備が新しい。地上へ出てみると、すぐ隣は何かと話題の鴻海精密だった。

鴻海精密工業

鴻海精密工業
この先、シャープはどうなるのか。

引き返して、府中駅で降りて林家花園へ。

林家花園

林家花園

林家花園

林家花園
半分くらい工事中で閉鎖されているが、池を中心とした庭園と、幾つかの建物が建っている。そんなに広い庭園ではないが、都会の喧騒とは無縁の空間が広がる。入園料は不要だし、のんびり時間を過ごすにはもってこいの場所だ。

同じ路線を往復してもつまらないので、台鐵で松山へ出て、そこから新店に向かう。頂埔駅は南西端だが、新店は南端になる。駅からちょっと歩けば碧潭だ。

碧潭
吊橋と高層ビル、不思議な組み合わせだが、台北都市圏がここまで膨張してきたということだろう。新店からの帰りに七張駅で降りて小碧潭支線へ。

小碧潭駅
もともとは車庫への引込線だったところを3両編成の専用車両が往復している。

小碧潭駅
これで台北の地下鉄は新北投支線を残すのみとなった。

Postcrossing 1800枚

台北滞在中の今日、1800枚を達成した。記念すべき1800枚目のカードは中国宛で、25日を要した。中国宛の平均所要日数は27日だから、平均的な所要日数だ。この100枚でもNewはなく、通算69ヶ国で変化なし。

平均して早い国はスイス、ニュージーランド、エストニアの7日、英国、ラトビア、ノルウェイの8日、そしてオランダ、オーストリアの9日と続く。一方、遅い方は中国の27日、インドの26日、ロシアの25日と続く。ベストもワーストも今までも、そしてこれからも大きな変化はなさそうだ。

2016年3月27日日曜日

台北(台湾1日目)

年度末、仕事も暇になったのでリフレッシュを兼ねてやって来た。日程の後半が清明節に重なるので、宿だけは全て予約しておいた。

桃園国際空港からバスで台北入りした。台北駅でバスを降りると、少々肌寒い。駅前の電光掲示板も15度の表示が出ている。今日から3日くらいは寒くなると聞いていたし、名古屋の気温と大差ない。

宿に荷物をおいて、改めて街歩きに出る。

旧鉄道管理局庁舎
一昨年は覆いの中だった、旧鉄道管理局庁舎の姿が見える。建物本体の修復は終わって、残すは付帯設備と外構くらい。一般公開される日も近そうだ。そして、北門のすぐそばに水準点を発見。

水準点
柱石から、日本統治時代に設置されたものと思われる。いたずらか、「水」の字が欠けている。今でも有効なのか、残骸なのかは判りかねるが、幾つも残っているのだろうか。北門のすぐ前に建つ郵便局も当時のままだ。

台北郵局
このあと三越のデパ地下へ行き、明日の朝食を調達してきた。日系のデパートだからか、お菓子や飲み物など日本製が溢れている。

ドンクのパン
ベーカリーもお馴染みのDONQで、ふたつ買っても95元だった。

2016年3月4日金曜日

LAMY AL-star charged green Special Edition


今年のAL-starの限定色が届いた。本国のサイトでは既に発表されているcharged greenだ。charged greenにどういう意味合いがあるのかよく判らないが、「黄緑色」と表現するのがふさわしいように思う。昨年のsafari neonに近いかもしれない。