2011年1月26日水曜日

Pelikan Ink Bottle Holder


今年最初のお買い物はこのインクボトルホルダー、革製のボトルのハカマである。今年は万年筆もボトルインクも買わないつもりでいるので、その代わりという訳ではないが革製アクセサリーを手に入れた。

デザインは純正アクセサリーらしく、ペリカンの2ozボトルにぴったりフィットする。内側は植毛仕上げになっており、ボトルがすっとはいるけれど、持ち上げても抜けてくることはない。ボトルそのものも素っ気ないが、ホルダーに装着してもやっぱり素っ気ない。色気が全くないのは質実剛健のドイツ製品らしい。ペリカンのロゴのエンボスは片面だけなので、前後反対に置けばロゴマークは見えなくなる。「書斎のデスク」にでも置けばちょっとしたアクセントにもなるが、そういう持ち合わせもないのでせいぜいインクの劣化予防くらいか。それとて劣化が気になるならば、箱にしまっておけば済むことだけど。

2011年1月23日日曜日

NOODLER'S INK Firefly


USAより取り寄せていたNOODLER'S INK Firefly。4.5ozのスポイト付きボトルに入って18ドルだった。Fireflyの名の通り黄色の蛍光インクで、ペリカンM205 DUOに添付のインクとほぼ同じ色だ。3ozボトルなどと違って、瓶の口が小さくて背が高いので吸入には難儀しそう。添付のインクが空になってから移し替えて使うのが良さそうである。しかしDUOに添付のインクは1oz、これは4.5ozだから、4回使ってもまだ余る。共同で購入するのが賢明かも知れない。

2011年1月17日月曜日

VISCONTI

VISCONTIの取り扱いが終了したらしい。

ニュースソースはここ↓↓
http://bungbox.hamazo.tv/e2442413.html


万年筆の専門店だから、間違いはないだろう。
行きつけの文具店の店長も、昨年それらしいことを言っていた。

趣味文No.18にもペンカタログ2011年版にもVISCONTIは載っていない。
ホモサピエンスが入荷したという噂も全くない。

だから、やっぱりそうか、と思った。


本国と代理店の間でどんなやりとりがあったのか知らないが、簡単に「やめます」では困るのである。
代理店のWebサイトを見ても、公式なアナウンスは載っていない。
取り扱い製品の中にVISCONTIはないから、既にやめてしまった、と言うかも知れない。
メンテナンスはどうなるのか。

どうか新代理店には責任を持って欲しい。高価と高級は違うのだから。

2011年1月16日日曜日

SANFORDの色鉛筆

USAから万年筆&万年筆インクを取り寄せるついでに注文していた。ケースの絵や、PREMIERなどとあるから、お子様向け色鉛筆ではなく、それなりの上級者向けの製品のように思われる。よくよくパッケージを見ると、下の方にArtist quality hard thin lead pencilsと書いてあるからやっぱり高級品だ。


36色セットで青系と緑系が充実している。六角軸だがハード色鉛筆ではなく、日本製のソフト色鉛筆よりは多少硬めの芯だった。色名が英語と仏語で書いてあるのは、米国&カナダ向けなのだろう。日本で「きみどり」と呼ばれる色は"Apple Green"となっているし、"True Blue"や"True Green"もあるが、日本の「あお」や「みどり」はもう少し濃い色だと思う。「はだいろ」は呼称が変わって「うすだいだい」と言うが、この色鉛筆では"Light Peach"となっている。


いちばんアメリカ製(鉛筆そのものはメキシコ製)らしいと感じたのは、この鉛筆の仕上がり。1/3くらいは芯が中央にいない。芯が中央にないからといって、色鉛筆としての機能そのものには何ら支障はないのだけれど。きっと彼らはそういうことには全く拘らないのだろう。これでもUSD20くらいの製品である。日本製品は安くてハイクオリティだと、改めて感じさせられた。でも軸はソフトで、ポケット鉛筆削りでもサクサク削れて気持ちがよい。仕上げは良くないが、本質的な部分ではそんなに悪い品物ではないと思う。

初雪

今年初めて雪が積もった。平日の朝じゃなくて良かったのだが、明日の朝はどうなるだろうか。

2011年1月13日木曜日

献血

平成23年、第一回目の献血に行ってきた。

前回は7月に行ったきりなので、半年もサボっていたことになる。
サボるつもりはなかったのだが、血小板献血の回数制限に引っかかったのと、あまりの猛暑で気力が萎えていたのだろう。お正月に少し体重が増えてしまったので、どんな結果が来るのかちょっと怖い。

2011年1月1日土曜日

2011年

新しい年、2011年が始まった。
いったい今年の景気はどうなるのだろうか。法人税の減税だけで景気が上向くとは到底思えないのだ。法人税の減税分だけ企業の内部留保が増えるだけだ。それが従業員に還流されるとは到底思えないのだ。百歩譲って従業員に還流されたとしても、既に製造業は空洞化して国内に従業員はいないのだ。それよりも公共事業が手っ取り早い景気浮揚策になるだろう。ハコモノ行政と批判も多いが、不要なものを造るからいけないのであって、今、必要とされているものを造ればよいのである。

古い校舎が耐震基準を満たさず、また自治体にカネがないので建て替えもままならないという話も聞く。政府が補助金を出して、新しい校舎に建て替えさせる。躯体はコンクリートでもいいが、内装は極力木材を使う。その木材は国産材を使用する。そうすれば林業の活性化にもつながる。受注は大手ゼネコンでも仕方がないが、下請け業者は地元の業者を使う。躯体は大手しか造れないが、付随する工事はありとあらゆる職種が携わっている。そしてそこで使われる資材は、日本の製造業が関わっているのである。

今の政府には、「国民のため」と言いつつそういう視線が欠けていると思う。庶民の暮らしをしたことがない者に、庶民の暮らしが判る訳がない。