2011年5月29日日曜日

創立100周年記念謹製万年筆「有田焼 染付桐鳳凰」

これも「島桑」と同時に見せて貰ってきた。

見るだけと言ってもさすが105万円、少々緊張する。存在感たっぷりの有田焼の軸は、手に持ってみると意外と軽い。もちろん大きさの割には、ということだが、重量の大半はキャップのようだ。キャップを付けずに使うようになっているので、実際に使う時にはさらに軽くなるのである。 首軸は島桑同様プロフィット21のもの。軸は15万円の有田焼万年筆と基本的には同じもの。基本的には、というのは大きさが同じと言うだけで、全く別物の仕上げが施されている。図柄の鳳凰は、軸一面に描かれているし、何と言ってもキャップリングが素晴らしい。「木目金」という技法が使われているのだが、大変手のかかる作業なのに控えめな仕上がりになっている。

付属品も同一の意匠で揃えてある。この中で一番気になったのは、インク瓶だ。インク瓶と言うより、インク壷と言った方が相応しい気もするが、有田焼の上品な色合いが美しい。このインク壷、単体で発売してくれないかな、と思う。書斎のデスク、という人ばかりではなく、文机という人も少なからずいると思う。和の空間に、有田焼のインク壷、これはなかなか良いと思うのだけれど。

2011年5月28日土曜日

創立100周年記念謹製万年筆「島桑」

昨日、行きつけの店で見せて貰ってきた。

パンフレットなどで見ていた通りの大型万年筆。色はパンフレットよりちょっと薄いかな、と思うが使っていくうちに濃くなるのか。木製軸は大きさの割には軽い。軽いと言っても、軽すぎるようなことはなく、大型の割には軽量と言うこと。バランスの良い万年筆だ。

クリップは昔のデザインを復刻したものらしいが、ペリカンのクリップに雰囲気が似ている。ペリカンの顔の部分が、セーラーの錨のマークになっている。化粧箱は会津塗りと言うだけあって、梱包を解くと真っ先に漆の匂いがする。蓋には蒔絵で創業時の工場が描かれている。会社発祥の地、という思いは判らないでもないが、せっかくの工芸作品に相応しい図案はなかったか。

首軸はプロフィット21のものが使われているが、キャップを閉めた時に木目が揃うように造られている。そういった手間を考えれば、15万円という値段はレアもの的価値ではなく、製品そのものの価値として適正だと思う。店では3本仕入れたと言うが、見ているうちに2本も売れてしまった。みんな金持ちだな、と感心しながら見るだけで帰ってきた。

なお、天然素材故に木目の出方に、かなりの個体差がある。店にあった3本でも木目がそれぞれ違っていた。木目がはっきりと出ているものと、そうでないものがある。好みは人それぞれだから、どれが良いとは一概には言えない。だから購入を検討しているひとは、早く店に行って、見比べて決める方が良いと思う。

余談ながら、お店の話では、海外に200本輸出して、国内にでるのは800本とのこと。また、セーラーには若干の在庫があるらしい。

2011年5月24日火曜日

LAMY safari aquamarine


国内では6月発売予定になっているが、欧州では既に出回っている。よく利用している店でも紹介されていたので取り寄せてみた。今回はAquamarineと言うことだが、簡単に言ってしまえば「みずいろ」である。以前にこんな色があったような気もするのだが。

2011年5月23日月曜日

FABER-CASTELLの消しゴム


6回目はファーバー・カステルの消しゴム。光化門の教保文庫で手に入れてきた。6cm×2cm×1.2cmくらいの消しゴムが8個パックになっている。日本なら国産で1個100円と言ったところだが、これで2600ウォンだった。この日のレートでは、ちょうど200円になる。

8個で200円と言うことは、1個25円しかしないのか。品物自体はマレーシア製となっている。日本のブランドでも、ものによっては東南アジア製がある。 必ずしも日本製やドイツ製にこだわる必要はなく、そのブランドが求めるクオリティを満足すれば製造国は関係ない。先の韓国製消しゴムは1個300ウォンだった。それらと韓国内において競合するつもりなら、ファーバーといえどもこれくらいの価格にせざるを得ないだろう。この消しゴムも、その2のシャープ芯も、自社の求めるクオリティを満足して、ファーバーの名に恥じぬ製品と言うだろう。日本市場だけが、高級路線で高い品物を買わされているような気もするのだが。

2011年5月21日土曜日

消しゴム

韓国で手に入れた文具の5回目は消しゴム。扶余の普通の文房具屋さんで手に入れてきた。教保文庫や永豊文庫は日本の丸善のような本と高級文具を扱っている店だから、ファーバーやステッドラーなどの(もちろん日本製の三菱鉛筆やぺんてる、パイロットなども)舶来文具を多く置いている。だからベーシックな韓国製文具が入手しづらかった。

扶余は百済の都として栄えた街だが、今では多少観光客はいるものの、ただの田舎町になってしまっている。デパートはおろか、スーパーマーケットも農協の経営する店があるだけである。 そんな街の、子ども達が学校帰りに寄るような文具店だ。

「ネモナ」と大きく書いてあるが言葉の意味が判らないので韓日辞典で調べてみた。「ネモ」という言葉が四角形だと書いてある。「ネモナ」で「四角いの」と言うようなニュアンスなのだろうか。4cm角の正方形の消しゴムだ。コンピュータ・製図用とあるが、コンピュータに消しゴムはいらないから、マークシート用の意味だろう。これで1個300ウォンだった。韓国製の鉛筆も、1本300ウォンだった。日本でいい値段がついている舶来ブランドの値段と比べると、意外と普通の値段がついている。日本で売っている舶来ブランドは、やっぱり高すぎるのではないかと思ってしまう。

2011年5月19日木曜日

ステッドラーのシャープ芯

鐘路タワー地下のBandi&Luni'sという洒落た名前の本屋さんで手に入れた。12本入りで0.7ミリは1000ウォン、0.3ミリと0.9ミリは1500ウォンだった。同じものを日本で手に入れると、0.7ミリと0.9ミリは189円、0.3ミリに至っては294円もするのである。

内外の価格差は、輸送費始め諸々の経費がかかるのである程度はやむを得ないと思う。しかし、隣国では半額で売っている、というのはどうかと思う。 彼の地でも代理店、特約店ではなく、直営(現地法人)なのだ。コストなんてそんなに違うものではない。営業戦略の違いと言ってしまえば、それまでだが。

2011年5月18日水曜日

鳩羽鼠

先週、丸善で買った「アテナインキ 鳩羽鼠」を「プレラ 色彩逢い」に入れてみた。瓶を見ただけでは判らなかったが、実際に書いてみるとまさしく「鳩羽鼠」である。グレーのなかに青味があって、鳩の羽の色だ。今までねずみ色のインクは使ったことがなかったが、なかなか落ち着いた色調でオールマイティに使える色だ。

三菱のパクリシャープ芯

左側の赤いものは日本で販売されている三菱鉛筆のシャープ芯。右側は韓国で販売されている類似品。 ファーバーと同じ永豊文庫で手に入れた。三菱鉛筆以外にもぺんてる、パイロットなど日本製品は手にはいるが、たいてい2500ウォン程度の値段がついている。これは為替レートから言えば、極めて適正な価格だと思う。一方の韓国製は、芯が20本しか入っていないとはいうものの、わずか400ウォンなのだ。大方の韓国ブランドでも600ウォン程度の値段がついている中、この製品は飛び抜けて安い。そして怪しいことに、メーカー名の記載がどこにもない。韓国製であるらしいことが記載されているのみだ。Webのアドレス www.thinkthing.co.kr と記載があるのでアクセスしてみたら、危険サイトの警告が出てブロックされた。これはますます怪しい。

下から見ても、

上から見ても、これをパクリと言わずして何と言うか。
こういう製品はクオリティも??なことが多いが、どうなんだろうか。

2011年5月17日火曜日

FABER-CASTELLのシャープ芯

その2は、ファーバー・カステルのシャープ芯。鐘閣駅近くの永豊文庫で手に入れた。0.7ミリ芯(0.5ミリもあった)が20本入っている。ファーバー・カステルなら高そうな気もするが、これでたったの600ウォンであった。日本円に換算すれば、50円にも満たない。韓国ブランドの製品と同じような値段がついている。

もっとも、裏返してみればちゃんと中国製と書いてある。中国製ならこんなもんと思うか、ファーバーにしては安いと思うか。出来ることなら後者であって欲しいと思う。製品のクオリティ次第で値段なんて安くも高くも感じてしまう。書き心地は如何なものか、こればっかりは使ってみないと判らない。

2011年5月16日月曜日

色彩逢い 3本目

 久々に名古屋へ出たついでに、いつものように栄の丸善へ。ここでプレラ 「色彩逢い」 を一本購入。昨年限定版のFを購入したが、ペン先移植をしてカリグラフィ仕様にしてしまったので、細字がなくなっていたのだ。今回は、新製品として発売された定番仕様を購入。

限定仕様も定番仕様も外見は全く同じなのだが、よく見るとキャップのリング(のプリント)が違う。左側が限定仕様、右側が定番仕様のもの。どっちもどっちのデザインだが、キャップリングの裏面の仕上げを誤魔化すためのものと思われる。通常のプレラは色つきだからリングの裏側まで見えないが、透明にしたばっかりに見えなくてもいいところが見えてしまう。苦肉の策と思われる。

キーカラーは透明ブラック、これにあわせて丸善オリジナルの「アテナインキ 鳩羽鼠」も買ってきた。黒は色々使ってみたが、ねずみ色と称するインクは初めて買った。どんな色なのだろうか。

STAEDTLER Super Dicki 色鉛筆

今年もまたソウルで目新しいものを手に入れてきた。その1は、STAEDTLERのSuper Dicki 色鉛筆。国内では発売されていないが、トリプラス ジャンボ鉛筆の色鉛筆版と言えるのではないだろうか。その中のネオンカラー(蛍光色)を買ってきた。

通常の鉛筆に比べると太く、対辺で10mmくらいある。芯も極太で6mmもある。普通の鉛筆が2mm芯だから3倍の太さだ。光化門の教保文庫で1本1700ウォンだった。昨年はTextsurfer dryを買ってきたが、これは1本1300ウォンに値下げしていた。同じような値段では、差別化が図れないということだろう。太軸対応の鉛筆削りも欲しいところだが、頻繁に使うものでもないので当分ナイフで削ることにしようと思う。