2010年9月25日土曜日

Edelstein Ink


昨日届いたPelikan Edelstein Inkを使ってみた。濃い緑と普通の緑だと思っていたが、実際には緑と明るい緑だった。Aventurineは緑色、少し深みのある緑で落ち着いた感じの緑だ。一方、Jadeは明るい緑というか、青みがかった緑で。PILOTの色彩雫の「孔雀」のような色合いだ。Jadeの名の通り、翡翠色なのかも知れない。

エルバン アニバーサリーインク

昨夜、行きつけの文具店で買ってきた。サンプルで出ていたものは底に沈殿があったので、なんとなく万年筆が詰まりそうな気がした。だから以前から一本欲しいと思っていたガラスペンも併せて買ってきた。このガラスペンもエルバンの製品だが、意外と太い文字が書ける。毛のような細い線が書けるのかと思っていたが大間違いであった。で、肝心のアニバーサリーインクだが、パッケージには箔押しでバラや天使、エルバンの紋章でもある帆船などが描かれている。しかし箱の紙が薄いので、豪華とは言い難い。ここは厚手のしっかりした箱に入れて欲しかったと思う。ボトルはクリスタル風の四角い瓶で、エルバンのコーポレートカラーのキャップと、ゴールドの封蝋が施されている。安っぽい箱にしまっておくよりも、机上に並べておく方がいいのかも知れない。しかし瓶の口が小さいので、太軸万年筆は吸入に難儀しそうだ。

早速文字を書いてみたが、意外とおとなしい色であった。成分に金朱を含むのか、筆跡に独特の光沢が見られる。趣味文にはもっと明るい色のように出ていたが、間違いなくエルバンのコーポレートカラーである。解説にもそういったことが書かれている。一本2940円と決して安いインクではないが、創立340周年など滅多にあることではない。限定品を有り難がるつもりはないが、そういう時に巡り会えたということで良しとしよう。


追記:瓶の口が小さいので吸入に難儀しそうだと思ったが、もしかしたら万年筆に吸入させないためにそうなっていたのか。暫く使わずにいると、底に必ず沈殿ができる。よく振ってからでないと使えないインクだ。

2010年9月24日金曜日

Pelikan Edelstein Ink


UKから取り寄せ中だった、Pelikan Edelstein Inkが届いた。本国のWebサイト等によると7色展開なのだが、たまたま緑系しか在庫がなかったのでJadeとAventurineを注文していた。

Edelstein(宝石)の名の通り、色に宝石の名前が付いている。瓶もペリカンらしくない、机上に飾っておけるようなデザインだ。Jadeは明るいグリーン、Aventurineはダークグリーンである。まだ開封していないが光にかざしてみるとJadeは綺麗なグリーンだ。Aventurineは少し渋めの色合いで、モンブランのレーシング・グリーンほど暗いグリーンではない。パッケージの裏面に「万年筆インク」と記載があるから、国内発売もあり得るのだろう。UKでは4001ボトルインクの2倍くらいの値段がついているから、モンブランのボトルインクと同じくらいの値段になるのだろうか。国内発売が待ち遠しいインクだ。

2010年9月21日火曜日

実験 WOPEX~途中経過

それぞれ4割ほど問題を解いた状態で、芯の減り具合を比較してみた。しかしこの時点では、いずれも減り具合に差は見られなかった。強いてあげれば、WOPEX鉛筆の減り具合が少ないように見えないこともない。

ある程度文字を書いてみたが、とても芯がしっかりしている。「硬い」のではなく、「堅い」と表現するのが相応しいような書き味である。だから、WOPEX鉛筆から他の鉛筆に持ち替えると、軽いこともあるが、少々頼りなく感じてしまう。残りの6割で、減り具合に差が出るのか、出ないのか。

2010年9月16日木曜日

実験 WOPEX

従来品に比べ約2倍書けるというが、本当に2倍も書けるのか実験してみようと思う。実験といっても、新品の鉛筆で新しいパズル本に挑戦する、ただそれだけである。パズル本も同じものを使えばイコールコンディションになるが、同じ問題を解いてもつまらないので同じシリーズのパズル本とする。比較対象には、同じステッドラーのNoris鉛筆(Nr.120)とtradition鉛筆(Nr.110)のHBを使う。定番とも言うべきMars Lumograph鉛筆(Nr.100)は新品が手許にないのでやむを得ず省略。先付け鉛筆なので、工場で同じように削られているという前提で進める。一度も削ることなく1冊を終えることができるかも知れないが、その時は残りの芯の状態で比較すれば良い。厳密な試験ではなく、簡単な実験だけれど、2倍も長持ちすれば芯の減り方に差が出てくるのではないかと思う。

2010年9月5日日曜日

濁河温泉 朝日荘


9月になっても一向に涼しくならない。涼しくならないなら、涼しいところへ、という訳で仕事の合間に濁河温泉へ行ってきた。標高1800m、通年営業の温泉地としては、一番標高の高いところにある温泉である。陽射しはきついが、下界と比べれば遙かに涼しい。朝晩は20度位なので、猛暑に慣れきった身体には寒いくらいだ。

温泉は内湯と貸切風呂で源泉が異なり成分も少し異なるのだが、お湯はあまり違いがない。湯量豊富で、正真正銘の源泉掛け流しだそうだ。白濁したお湯で浴槽の至る所に温泉成分が凝固している。内湯はそんなに大きくないが、宿の規模から妥当な広さだろう。貸切風呂は内湯と同じくらいの広さなので、ゆったりとお湯に浸かることが出来る。

夕食は広間、朝食は食堂で頂くことになっている。山の幸主体の夕食は宿泊費から見れば妥当なところ。総合的に見れば、一泊二食込み込み13800円で、湯量豊富な温泉と静かな環境を勘案して星4つかな。(★★★★☆)

2010年9月1日水曜日

9月

早いもので今年も2/3が終わってしまった。

2/3終わってしまったと考えずに、まだ1/3残っていると考える方法もある。
年を追う毎に一年が早くなっているように思う。残暑は厳しいが、朝晩は涼しくなってきたと思う。