2010年4月29日木曜日

やっと来た

先月からamazonで予約注文していたMOLESKINE Passions Book Journalが今日、やっと届いた。届いてみれば、だいたい予想通りのものであった。クラシックシリーズのラージサイズと同じ大きさで、ラージサイズよりほんの少し厚みがある。栞リボンはシティーノートブックと同じ3本で、裏表紙裏のポケットが二重になっている。表紙にはブックジャーナルを表すエンボスがされているのみで、背表紙は全くの無地になっている。背表紙に何か目印が欲しいというひとのために、背に貼り付けるためのシールが添付されている。日頃MOLESKINEを使っていれば、表紙のエンボス以外は特に目新しいものはない。

全体は240ページで、予定表が2ページ、書評が155ページ、パーソナルページが60ページ、白紙ページが24ページ、インデックスが5ページとなっている。2/3が書評のページで、残りはユーザーが自由に使えるページになっている。こういう所がMOLESKINEらしいと思う。シティーノートブックもそうだが、ある程度のフォーマットは提供するが、あとは自分で考えて使え、というスタンスだ。

書評のページは罫線が引いてないので(項目の仕切はある)、考えて書かないと書ききれなくなってしまう。どこまでも頭を使わなくてはならないようになっている。アルファベット順のタブは各文字6冊(Zだけは5冊)配分されているが、そんなに均等に書名は分散しているのだろうか。日本語環境においては全く無意味だから、このタブは無視して使おうと思っている。ジャンル別に分類する、なんてことも出来そうだが単純に読書順というところに落ち着きそうな気がする。155冊を読破するのにどれだけかかるのか、自分への挑戦(?)でもある。

2010年4月27日火曜日

伊東屋の鉛筆補助軸

今さら目新しい商品ではないが、伊東屋の鉛筆補助軸をamazonで購入した。伊東屋直営のオンラインショップもあるのだが、amazonで購入する方が値段も、送料も安いという不思議なことになっている。木軸を赤、白の2本、金属軸を赤、黒の2本、あわせて4本購入した。

まずは木軸、普通の補助軸と同様に軸が鉛筆を銜えて、それを外からリングで締め付ける方式で、特に目新しいことはない。軸のうしろ2/3が木製になっていることが大きく、手に持った時の真鍮の冷たさがない。軸色は伊東屋のイートンペンシルと同じ鮮やかな赤、だから赤鉛筆をセットしてみた。

金属軸の方も機構は全く同じ。外側のリングがとても長く、筒状になっている。そこにラバー塗装が施されているので、金属軸でありながら冷たさがない。リングのねじ山が露出していて、それがちょうどグリップの役割も果たしている。内筒のほうが長いので、お尻にツマミが付いているように見える。それぞれ特にどうということはないのだが、全体を見ると補助軸(エクステンダー)ではなく、鉛筆ホルダーのようにも見える。これこそデザインの妙だと思う。つや消し塗装がシックで、大人の文房具という雰囲気を漂わせている。

2010年4月20日火曜日

飯田線 田本駅

鹿塩温泉の帰り道、噂に聞く田本駅に寄ってきた。飯田線第二位の秘境駅はいったいどんなところにあるのか。



長野県道一号線(飯田富山佐久間線)の泰阜中学校の近くに、地元の人が善意で立ててくれたとしか思えないような案内板がひっそりと立っている。歩きしか通れないような道は、一応はきちんと舗装されている。




なだらかだった下り坂もだんだんと勾配がきつくなってきた。地元の人たちが落ち葉を掃いてくれているようだ。ただ苔が生えていて、さらに悪いことに今日は雨降りなので、足下に気をつけないと滑りそうである。決していいとは言えない道だが、それなりに維持・整備もされていて歩きにくいということはない。眼下に天竜川の川面が見えてきたからもう少しで到着か。




天竜川の川面が近くなったころ、やっと飯田線のトンネルの上に出る。トンネル脇の急な階段を降りて、やっと田本駅に到達!




通路のように狭いホームを進んでいくと、待合室と駅名標が立っている。北陸本線の筒石駅も延々階段を降りないとホームへ辿り着けない駅だったが、この田本駅はれっきとした地上駅だ。対岸へ通じる道もあるようだが、この駅を利用する人は皆無だろうと思う。





門島駅方をみれば、すぐそこにトンネル、そのトンネルを通して、次のトンネルが見えている。温田駅方も同様で、すぐトンネルが口を開けている。田本駅が開業したのは、1935年(昭和10年)だというから、当時の技術では相当な難工事だっただろうと思う。中央構造線が通る地域でも、現代の技術なら容易に長大トンネルは掘れるのだろうか。

帰り道は当然の事ながら、上り坂オンリーである。ただ一度通った道のせいか、意外と早く県道に辿り着けた。特別健脚でなくても、往復一時間も見ておけば、充分行けると思う。

鹿塩温泉 山塩館

大鹿村の鹿塩温泉の山塩館という、鹿と塩ばかりの温泉へ行ってきた。松川ICから県道59号線で大鹿村へ。(実際には中央道は使ってないが)大鹿村役場を過ぎて、鹿塩の集落を右折して少し行くと看板が出ている。自宅からは約160km、3時間くらい。玄関先に5台くらい駐車できるが、スペースがちょっと狭い。自家用車(ポロ)で行ったが、両隣がアルファードやエルグランドだったら出られないかも?

部屋に落ち着き、早速一風呂浴びに行く。強食塩泉で濃度は海水とほぼ同じらしい。塩分が高く冷泉なので、加温・循環・加水と表示してある。白骨温泉の例の一件以来、長野県の温泉旅館は全て明記するようになった。今まで曖昧なことが多かったので、これはいいことだと思う。事の善し悪しではなく、事実としてそれを判断するのはお客なのだから。
源泉が飲めるようになっているので、ひと口飲んでみる。やっぱりしょっぱい。海水と同じだから当然か。透明なお湯はちょっとぬるめで匂いなどはなし。塩分が濃いので、皮膚にしみるところもある。温泉宿らしく、広い浴室にカランが5人分しかないので、洗い場はゆったりしている。岩風呂と檜風呂が日替わりになっているので朝風呂も入ったが、浴室のレイアウトが左右対称ではなく、右も左も同じレイアウトになっている。

夕食は広間でとるようになっている。鯉の洗い、鯉の甘露煮、アマゴの塩焼き、山菜の天ぷら、胡麻豆腐、それに鹿のカルパッチョなどなど。全てが山の幸ばかり10品もあった。大鹿村の鹿塩温泉、やっぱり鹿肉が出た。宿泊費の割には豪勢な夕食のお膳だった。朝食も甘露煮やタケノコのみそ汁など、山の幸主体のお膳だった。海の幸は、焼き海苔と、みそ汁にワカメが入っていたくらい。

若大将が頑張ってやっているのだが、部屋の明かりが切れていたり、箪笥の戸が壊れていたり、浴槽の檜がアオコでぬるついていたりと目が届いていない所が多々見受けられる。一泊二食込み込み15800円で、豪勢な夕食と若のやる気を勘案して星3つかな。(★★★☆☆) 旧館(トイレ・洗面なし)なら同じ料理で11700円らしいから、それならもう少し評価も違ったかも知れないが。6月には近くで青いケシの花が見られるというから、その頃に行くのもいいかも知れない。

2010年4月9日金曜日

真鍮の筆箱

先日買ったミドリの筆箱に色々と入れてみた。そのままではペンにキズが付きそうなので、あり合わせのボール紙を切って中敷きにした。今収まっているのは、カランダッシュ#849の限定星座柄、ステッドラー#925の限定ブルーの芯ホルダーと0.9ミリペンシル、同じくステッドラーのアヴァンギャルド・ライトのアーバンブルー。ナイトブルーならペンシルとも色が揃うのだが、あいにくアーバンブルーとシャンパンゴールドしか持っていない。字消しは定番のレーダーS-50、幅が偶然だがジャストフィット。一応これだけのペンでボールペンが黒、赤、青字、ペンシルが0.5ミリ、0.9ミリ、それと2ミリ芯が使える。もう一本くらいは入りそうなスペースがあるから、滅多に使わないが0.3ミリのペンシルを入れてみるのも良さそうだ。

舶来ブランドのペンばかり入れたが、ステッドラーは3本とも実は日本製。だからこの中で日本製ではないのは、カランダッシュのボールペンだけなのである。

2010年4月8日木曜日

篠島観光ホテル 大角

年度初めで少々ヒマがあるのと、弘法さん参りが篠島、日間賀島へ行ってないのでお参りと気分転換を兼ねて出かけた。天然温泉ではあるが、運び湯なので加温、循環とのこと。

お昼前に家を出て、知多半島道路で終点まで行く。宿の専用駐車場にクルマをおいて、師崎港まで歩いていく。弘法さん参り用の周遊乗船券(1330円)でまずは日間賀島へ。37番大光院をお参りして、再び船で篠島へ。港には宿のクルマが迎えに来ている。多分港から一番遠い宿じゃないかと思う。7階の部屋に案内されたが、フロントは5階なので実質的には3階である。しかし高台に建っているので、眺めは文句なしに良い。視界を遮る物は何もないので、渥美半島の風車や渥美火力の煙突がよく見える。部屋で一休みと思っていたが、まだ早いので島内の3ヶ寺をお参りに行く。途中まで宿のクルマで送ってもらい、帰りは宿まで歩いてきたが、大きな島じゃないので大したことはない。

お風呂は宿の規模に比べるとちょっと狭い。もともとが温泉宿ではなかったのだから仕方がないかも知れない。カランが5人分くらいで、湯船も5人くらいがいいところだろう。露天風呂もあるが、風が強いから外には出なかった。お湯は循環、加温ということだが適温でちょうど良い温度だった。ただ温泉らしい特徴はないお湯だった。成分分析表の源泉名は魚友となっていたから、ここのお湯を分けて貰っているのだろう。

風呂から戻ると既に6時を過ぎていたので、そのまま夕食へ。夕食は宴会場を小さく仕切って、そこで頂くようになっている。クルマエビの踊り、コウナゴの天ぷら、タイの兜煮、エビの塩焼き、焼大アサリ、それに刺身の舟盛りなどなど。新鮮な海の幸ばかりで、浜辺へわざわざ来た甲斐があった。宿泊費の割にも豪勢な料理だと思う。朝食も海の幸ばかりで、海で採れない物は野菜サラダくらいだった。

建物は少々古いが、部屋は改装されて綺麗だし、それなりにバリアフリーにもなっている。調度が少々古いのと、浴室のシャワーの温度調節がイマイチなのがちょっとマイナスかな。それ以外は宿泊費からすれば上等だと思う。というわけで、ここは星4つだな(★★★★☆)。

2010年4月2日金曜日

車検合格

2年振りの車検に臨み、無事合格しました。前回とコースは変わってないのだけど、前回の事なんて全然覚えてない。だけど検査員の指示通りにやれば、検査そのものは問題なく進んでいく。コースに入る前に灯火類の検査、その次は排気ガス、そしてサイドスリップ、ブレーキとスピードメータとヘッドライト、最後はリフトアップして下回りの検査。コースの外へ出て、新しい車検証とステッカーを貰ってはい、おしまい。今月から重量税が変更になっているので、かかった費用は以下の通り。

OCRシート   35円
検査手数料 1400円
重量税   7600円
自賠責   18980円
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合計    28015円

3万円で2千円ほどおつりが来る。このあと、ジェームスでブレーキフルードとクーラントを交換して貰ったから、6千円ほど追加でかかっているけれど、ワイパーブレードを含めても3万5千円ほどで済んでいる。また2年後、手順などすっかり忘れている可能性大だが、自分でやってみようと思っている。

amazonのランキング

4月から集計の方法が変更になったのか、急にランキングが上がっている。先月までは3400~3800位あたりをうろうろしていたのが、今月(新ランキング)からは220位で”ベスト500レビュアー”の称号まで頂いてしまった。どういう変更なのかよく判らないが、「参考にならなかった」の数が大幅に減っている。レビューなんて、投稿者自身のポリシーが現れるから、当然参考にならない人も出てくる。それはそれで仕方のないことだと思っている。一種の意見の発表だから、賛同してくれる人が多ければ嬉しいのも事実だが。