2010年2月28日日曜日

ここ一週間暖かかったお陰で、梅の花が咲いた。これでウグイスでもとまれば言うことはないのだけれど、なかなかウグイスはやってこない。
メジロなら頻繁にやってくるから、梅ウグイスならぬ梅メジロなら見られるかも知れない。早いもので、もう明日から3月になる。ついこの間お正月だったのがウソのようだ。

2010年2月22日月曜日

平成22年2月22日

今日は平成22年2月22日。11年振りに同じ数字が5つ並ぶ日が巡ってきた。さぞかし亀山井田川郵便局は混雑したことだろう。4つ並びならまた11年後に廻ってくるが、5つ並びとなると改元されない限り廻ってこない。次回まで生きているだろうか。

2010年2月21日日曜日

MDノートカバー

先月購入したA5サイズに続いて、A6サイズのMDノートカバーを購入した。行きつけの文房具屋に取り寄せをお願いしていたものを昨日受け取ってきた。今日一日日光に当てて、下準備を済ませたところだ。

左の写真は、このMDノートカバーにLIFEのホワイトヴィンテージノートを収めたところ。MDノートに比べると、仕上がりがホワイトヴィンテージノートの方が少し厚いので、ちょっとカバーが張るような感じがある。でも革製品だから使っているうちに馴染んでくるだろうと思う。そしてセットした万年筆は、これも先月初めに購入したLAMY Linea万年筆。太さも長さもちょうど良い収まり具合だ。初めて手にした時はちょっと軸が細いな、と感じた万年筆だが細軸が幸いしてペンホルダーにセットできる。いまのところ手持ちの万年筆でセットできるのはこれ一本しかない。

コクヨの文庫本ノートも入れてみたが、これは薄すぎて収まりがよくない。ある程度の厚みのあるノートを入れないと、フィット感がなく収まりが悪い。下になっているのは、一ヶ月が経過したカバーで、新品と比べると少し革の色が濃くなっている。まだまだ飴色にはほど遠い。手触りも表面に膜ができて、さらっとした手触りに変化している。一冊だけ見ていると変化が遅くて気が付かないが、こうして新品と比べてみるとたった一ヶ月の間にも確実に変化しているのが判る。

2010年2月11日木曜日

岐阜・神明温泉 湯元 すぎ嶋

仕事が少しヒマになったので、気分転換に行ってきた。板取は昔々、仕事で何回か行ったことはある。今回は「秘湯を守る会」会員の「湯元 すぎ嶋」を予約して出かけた。急ぐ必要はないので高速道路は使わず、岐阜市~山県市~板取のルートで向かう。洞戸あたりからだんだん雪が多くなり、板取はかなりの積雪がある。(道路は完全に除雪されている)

出迎えの番頭さんが、「何しに来た?」というような顔をしている。軽バンで来たけど、出入りの業者じゃないぜ、と内心思いながら予約してある旨を告げるがイマイチ反応が悪い。安全のため冬装備のしてある仕事グルマで来ただけなのだ。チェックインを済ませると、ロビーで少し待てといって、お茶を持ってきた。飲みかけると、仲居が部屋に案内するという。お茶を飲めと言って持ってきておきながら、飲む時間はくれないのか。どうなってるんだ、この宿は?

部屋に案内されて落ち着くと、件の仲居がお茶を淹れながら、サービスで囲炉裏付きの部屋にグレードアップしたと言う。おいおい馬鹿言え、最初から囲炉裏付きの部屋を予約した筈だぞ。客を馬鹿にしてるのか。ブチ切れそうになるのを我慢して、夕食前に一風呂浴びてくる。露天風呂も備わった内風呂は出来たてで綺麗だった。ぬるめのお湯だが、ぬるっとしたお湯で気持ちよく入れた。

時間より早めに「夕食の準備ができた」と電話がかかってきた。部屋まで迎えに行くという。案内されて食事処にたどり着くが、案内なしではたどり着けない。料理は山の幸ばかりだ。メインディッシュは飛騨牛のステーキだ。霜降りを通り越えて殆ど脂身のようだが、5等級だと仰る。焼いて食べてみたが、全然美味しくない。最近の飛騨牛は5等級でもこんなに不味いのか。(以前食べた4等級はもっと美味しかった)とてもじゃないがこれ以上食べる気にはならない。女将が挨拶に来たので全部話してやったら、番頭さんも仲居も謝りに来た。

翌朝のチェックアウトでは、おつりを新札でくれたのは感心だが、黙っていたら領収書はくれなかった。帰り際に女将が「番頭は今日は休みだが、出勤しているので見送りを見てやってくれ」という。二度と来ないと言っている客がそんなものを見てどうするんだい?女将が自分の目で見て指導、教育するものだろう。

風呂が綺麗なのと、おつりが新札だったのは好印象。それ以外は到着から出発まで全部駄目だった。と言うわけで、ここは星ひとつだな(★☆☆☆☆)。安けりゃ文句も出ないが、2万円以上払ってこれでは駄目だ。

2010年2月6日土曜日

680ミニ

行きつけの店で見つけたので、半分衝動買いをしてしまった。カトウセイサクショの中では一番安価なシリーズだが、この小ささが手帳にぴったりだ。白いボディにかすかな縞模様が見える。象牙のようにも見えて、なかなかいい感じだ。インクがヨーロッパ規格なのも嬉しい配慮だ。ミニサイズなのでコンバータは使えない。だからカートリッジ専用になってしまうが、エルバン始めインクには事欠かないので問題はない。ペン先は独Schmidt社製の鉄ペン(金メッキ)がついている。何より職人が一本一本セルロイドを挽いて作り上げた万年筆がこんな値段で買えるのが嬉しい。後継者はいるらしいのでなくなってしまうようなことはないらしいが、偉大な職人が遺してくれた貴重な一本である。

加藤社長の冥福をお祈りしつつ、合掌。

2010年2月5日金曜日

アテナインキ

仕事で名古屋へ出る機会があったので、早めに家を出て丸善に寄ってきた。万年筆売り場を覗いてみたら、復刻版アテナインキがあったので早速購入。ついでにモンブランのレーシング・グリーンも聞いてみたが、ボトルもカートリッジも完売したとのこと。廃番になったのも最近のことではなく、「とっくに」廃番になっていたらしい。さらにボトルの形状がリニューアルして、グリーン系の新色が発表になるらしい。色見本が来ていないので、どんな色味なのかは不明とのこと。どんな新色が発表されるのか、どんなデザインのボトルになるのか、これからが楽しみになってきた。

アテナインキは復刻版というだけあって、レトロなデザインのボトルに入っている。色はセピアと書いてあるが、まだ開封していないので色味は不明。おいおい開けてみようと思っている。

2010年2月4日木曜日

朝青龍

とうとう引退してしまった。
優勝25回を数える横綱にしては、あっけない最後だった。
色々問題はあったが、最後まで男の美学を貫き通したのは立派だったと思う。気迫だけで相撲を取っていたのはテレビ桟敷でもよく判った。その逸材を活かしきれなかった責任は、師匠と相撲協会にあると思う。品格、品格というなら、横綱にしなければ良かっただけのこと。看板力士がいないからと、ご都合主義で横綱にしておきながら、品格がないといっても始まらない。誇り高きチンギス・ハーンの末裔に、天照大神を理解しろという方が無理な話なのだ。そういったことは寝食を共にする師匠がじっくりと時間をかけて教えるべき事だと思う。しかしこの師匠、師匠のなんたるかを全く理解していない。事が起きれば右往左往するばかり。師匠を引退させたほうが、相撲発展のためには良かったのではないか。

SHERLOCK HOLMES

amazonでペーパーバックを買ってしまった。値段は2冊あわせても1500円くらい。翻訳は30年以上も前に新潮社版を読んだが、最近宝島社のDVDブックにはまっている。NHKでも放送されたが、丁寧な造りのドラマである。英語のせりふを聞いているうちに、原作も読んでみたくなったのだ。

読み始めて感じたことは、意外と読みやすいこと。英語学習から離れて二十数年経つが、辞書なしでも結構読める。大衆向けの娯楽小説だったのだから、当然と言えば当然かも知れない。きちんと辞書を引いて、意味を理解しながら読まなくても、おおよそでさらっと読み下していけば充分だと思う。2冊あわせて1800ページ、当分かかりそうである。